2024/01/01

2024年 年頭のご挨拶

代表取締役社長 石原清次

新年明けましておめでとうございます。
2024年の年頭にあたりまして、謹んでご挨拶申し上げます。
東京ビッグサイトをご利用の主催者、展示会関係企業および来場者の皆様、また、各ビルをご利用のテナントの皆様には、日頃より弊社事業運営に格別のご理解とご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。

 昨年は、新型コロナウイルスの5類移行にともない、イベント開催や国際的な人の往来が更に活発化し、訪日外国人数も急増しコロナ後初めて単月比で2019年の実数を上回るなど、コロナ禍以前への回復が一層加速した一年でした。
 MICE業界においても、オンラインやハイブリッド形式でのイベント開催と共に対面式の会議や展示会が数多く開催され、企業の出展数や来場者数の回復が見られました。

 東京ビッグサイトにおいては、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で使用された有明体操競技場の後利用として、東京都が整備した展示場「有明展示場(有明GYM-EX)」が昨年5月に開業し、東京ビッグサイトと併せて多くの主催者様にご利用いただきました。

 主催および受託事業においては、10月に危機管理に関する最新情報や製品を一堂に集めた「危機管理産業展(RISCON)2023」を開催しました。また、11月には、4年ぶりとなる東京モーターショーが新たな名称「Japan Mobility Show2023」として開催され、100万人を超す来場者を迎え成功裡に終了いたしました。
 さらに、12月には東京商工会議所との共催により、独自の技術や目新しい製品やサービスを持つ中小企業が一堂に会する「第3回東京ビジネスチャンスEXPO」を開催しました。

 弊社が所有し、管理運営を行っているTFTビル、有明パークビル及びタイム24ビルは、多くのお客様にご利用いただいている中、CS調査をもとに、テナントの皆様のニーズに応えるサービスの提供を進めるとともに、安全安心なビル管理に努めております。

 また、地域の賑わい創出の取組として、11月には、「東京国際プロジェクションマッピングアワード」を会議棟前広場にて開催いたしました。クリエーターをめざす学生チーム31組の作品上映会を実施、約8千500人の皆様に直接観覧していただきました。
 その他、9月の「ARTBAYTOKYOアートフェスティバル2023」など臨海エリアのイベントと連携し、地域の事業者とともに賑わい創出に取組みました。
 
 弊社は、本年も、会場管理・運営事業及び展示会主催・運営事業を通じ、経済の活性化や展示会産業の振興に引き続き寄与してまいります。

 主催事業としては、10月に「危機管理産業展(RISCON)2024」の開催に加え、一般社団法人日本航空宇宙工業会との共催のもと日本最大級の航空・宇宙の総合展示会である「2024国際航空宇宙展(JA2024)」を開催します。
 また、11月には、ものづくりの総合見本市であり、かつ最先端の技術・製品が集まる日本国際工作機械見本市(JIMTOF2024)を開催いたします。
 ビル事業においても、引き続き、利用者の皆様に喜んでいただけるようなサービスや出会いの場を提供するよう努めます。

 今後も時代の変化に迅速に対応し、利用者ニーズを捉えたサービスの充実に努め、臨海副都心のMICE拠点として魅力発信に取り組んでまいります。

 最後になりましたが、本年が皆様にとりまして実り多き一年となりますよう心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。